【相続豆知識】預貯金の相続豆知識

亡くなられた方と一緒に暮らしていない場合など、どこに口座があるかわからないときもあります。
 
そんな場合は口座照会という手続きも行なえます。
通常は氏名、生年月日、住所で照会します。
住所は戸籍の附票にのっている住所をすべて照会すると確実です。
 
しかし、住民票にのっていない住所で口座開設している場合は気をつけましょう。ペンネームや通称名で作った口座の名義変更は本人確定が難しいため手続きが困難です。こういった口座を持っている方は生前に処理しておくことをおすすめします。
 
普通の銀行はどの支店でも、その銀行全支店に口座があるか名寄せして調べることが可能ですが、ゆうちょ銀行については、システム上難しいのか、預金照会書という書類を提出しないと名寄せしてもらえません。期間も1ヶ月ほどかかります。(預金照会書は窓口でもらうことができます。)
 
また、ネットバンクの預金なども通常の手続きとなりますが、通帳やキャッシュカードがないため、遺族が気づかないことも多いです。
 
預貯金の手続きでご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。

目次
閉じる