抵当権とは、住宅ローンなどの借金をする際に契約することが多く、借金の返済ができない場合、抵当権のついている物を返済にあてるものです。担保という言葉はよく聞くことがあると思いますが、同じような意味です。
ちなみに、抵当権がついているかついていないかを確認するには、登記簿謄本に乙区欄という欄がありますので確認しましょう。
住宅ローンなどを完済しているにも関わらず、抵当権がついたままになっていることもよくあります。返し終わっているのであれば、すぐに抵当権を抹消(消す)登記しておきましょう。
この手続きは司法書士に依頼します。
しかし、以下のような場合は手続きが煩雑になりますので注意が必要です。
・お金を貸している人が亡くなっている場合
・お金を貸している会社が消滅(倒産など)している場合
このように債権者が現存しておらず特定できない場合、完済したという証明がもらえないため、手続きが煩雑になります。
【相続豆知識】抵当権抹消登記の手続き
2016.06.07