【相続豆知識】株券・債券の豆知識

株には、端株というものがあります。端株とは、単元株取引に必要とされる株数に満たない株式のことです。
 
例として、100株を単元株とした株式がある場合、120株保有していれば、20株が端株となります。
通常の売買では端株は出ませんが、増資などがあった場合は端株が発生する場合があります。
 
長期的に持っている株がある場合は端株がある場合があるので確認することをおすすめします。
 
確認方法としては、配当通知を見ましょう。また、信託銀行に聞いてみる方法もあり、名義変更をする場合は念のため、信託銀行に確認する方がいいでしょう。
 
昔は、本人の名前でなくても株を変えた時代があり、親族の名前で株を買ったり、芸能人の名前で株を買っている人もいたと聞きます。しかし、その時買った株(本人の名前で買ったものでない株)を保有している人は手続きが大変になります。
 
(制度により)特定口座に入れないといけなくなった際にこの問題はほぼ無くなったといわれていますが、今でもこういった株券を持っている人もいます。
こんな場合は手続きが煩雑になるので、専門家に依頼することをおすすめします。
 
そして、よくある株の話が、友人などの会社の株を持っている場合です。
持ったまま、あるいは株主名簿に記載されたままの場合、その会社に連絡して手続きを行ないます。
 
何年も株主名簿がそのままになってる会社もあるので注意しましょう。

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