【相続コラム】英気を養う


仕事の休みのときに、家族旅行をして、ほっとできる時間を作って・・・また、来週頑張るぞ!!と・・・よく聞く話かと思いますが、ここ最近はコロナ禍でなかなか実施ができないですね。
 
先日、お客様とお話をしていたときのことです。
 
お客様:余生でやってみたいこと・・・子育てをもう一度したいわ。
私:なぜですか?
お客様:しんどかったけど、あの頃が一番一生懸命だったの。
私:ひょっとしたら、今は物足りないのですか??
お客様:今は、幸せだけど・・・人生はしんどいときの方が、輝けるのかも。
 
相続のご相談を受けたとき、その家族の人生に少しだけお邪魔する感覚といいましょうか、今まで3,000件ほどのご家族にお会いできたことが、今の私の相談の基礎知識となっています。
 
いろんな家族模様があり、どれとして同じではない。そこにこの業務が、マニュアル化できない部分を秘めているのかもしれません。
 
相続を経験して、家族のさらなる繁栄をサポートするために、もっと経験を積んで研究していく必要がある仕事だと、改めて気付かされました。
 
今回のような、「素晴らしい人生観」に出会えたときに、この仕事を継続することの意義を感じ、英気を養えています。(長井)

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