【相続コラム】ワンマン社長と相続

悪い意味ではなく、一人で何役も演じている社長は、私の周りにも多く存在します。
 
私も含め、彼らが突然死・・・なんてことになれば、会社や家族はどうなるのでしょうか??
 
今回のコラムでは、こんなことについて着目していきましょう。
 
1)会社の株は?
2)家族の生活は?
3)事業を継続できるのか?
 
もちろん、法人であれば、株式を発行しているので、社長の持ち株は、もしものときには大問題になります。
遺言書が無いのであれば、相続人達でどう分割するか話合うことになります。経営に全く携わっていなかった家族を巻き込んでの問題に発展するわけです。
 
※「会社ことは、譲ります」だけでは済みません。もし会社の役員に株を譲ると、税金が課税されます。
 
 
また、法人の借入金も個人保証している社長がほとんどですので、返済が滞ると、自宅や個人財産を処分して返済に充てていくしかありません。
 
※社長だから返済できていたのに・・・となる前に生前に必ず準備しておきたいですね!
 
 
最後になりますが、事業を承継していく事について。
30年後のあなたの会社はどんなイメージですか?
 
まさか!?あなたが社長をやっている事はないでしょう。
財産の承継も大事ですが、会社を承継する事も「社長」の重要なお仕事です。 
 
経営をスタートした時から、
「どうバトンタッチするか?」
 
を視野に入れて運営していった方がいいと実感する今日このごろです。(長井)

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